2025年の箱根駅伝。
いろんなドラマがありましたが、その中でネットでは65歳の東大院教授が給水したことが話題になっています。
どんなシーンだったのか気になる方も多いのではないでしょうか?
ご紹介していきたいと思います。
【動画】9区の東大院ランナーの給水係
2025年の箱根駅伝でオープン参加の関東学生連合で、当日変更にて9区に投入されたのは東大大学院の29歳古川大晃(ふるかわ ひろあき)選手。
その古川選手の給水に、横浜駅前で白髪の65歳の男性が笑顔で待ち構えていました。
その男性というのが、長く東京大学陸上部の部長を務めてきた八田秀雄教授でした。
65歳でありながら、古川選手に水を渡すために、自ら走り注目を集めました。
以下が動画になります。
駅伝ランナーのスピードというのは、100mを20秒弱で走るので、相当速いです。
65歳でそれについて走れるってほんとうにすごいことですよね。
この八田教授は何者なのでしょうか?
八田秀雄教授
八田秀雄教授は、東京大学大学院総合文化研究科の教授であり、運動適応科学講座に所属。
彼は教育学の博士号を持ち、運動生理学を専門としています。
特に運動時の乳酸に関連するエネルギー代謝の研究に注力しています。
彼の研究は、乳酸が運動中にどのように生成され、利用されるかを解明することを目的としています。
運動中の乳酸の役割を明らかにし、アスリートのトレーニングやリカバリー戦略に新たな視点を提供しています。
彼は体力医学会から大塚特別賞を受賞しており、これは彼の研究が学術界で高く評価されているといえるでしょう。
箱根駅伝の復路の解説をしていた元神奈川大学駅伝監督だった大後栄治さんも、監督時代、八田教授にお世話になったと言っていたので、他の大学も八田教授の理論などを参考にしているかもしれませんね。
65歳で定年を迎えるということで、東大陸上部の部長は引退されるようで、今回が最初で最後の給水係になると思われます。
また八田さんは国民民主党の玉木雄一郎氏の東大陸上部時代の恩師でもあるようです。
八田教授の給水係をみてのネットの反応
・65歳の教授が給水係で驚いたり、面白いという反応がありました。
・感動したということもありました。
・また給水する側、される側の関係性の良さが表れていてよいという声もありました。
まとめ
東大院ランナーの給水係に、65歳の東大院教授であり運動生理学の第一人者である八田秀雄さんの登場にネットは騒然となっていました。
65歳とは思えない、走りで給水係を務めていました。
箱根駅伝でないと見られない珍しい光景でしたね。