俳優・西田敏行さんが2024年10月17日に亡くなりました。
享年76歳。
突然の訃報に驚いた方が多いのではないでしょうか？
死因は病死とみられていますが、詳細は明らかになっていません。
この記事では西田敏行さんの死因は何が考えられるのか、また過去の病気の影響はあるのか調査しました。
西田敏行の訃報
10月17日、俳優・西田敏行さんが東京・世田谷区の自宅で死亡しているのが見つかりました。
西田敏行さんがベッドで冷たくなっていると関係者から通報があり、死亡が確認されたようです。
病死とみられています。
西田敏行さんは過去に頚椎症性脊髄症、心筋梗塞、頚椎亜脱臼、胆嚢炎など病気やケガをされていて、車いすや杖での生活をされ、公の場に出ることは少なかったようです。
それが、10月8日に都内で行われた映画「劇場版ドクターX」の完成報告会見に登壇しており、2年半ぶりに公の場に姿をみせています。
ということは、おそらく体調は回復傾向にあったかと思われますが、なぜお亡くなりになられたのでしょうか？
70代の男性の主な死因は、
となっています。
詳しくみていきましょう。
西田敏行の死因は何？
①悪性新生物(腫瘍)
悪性新生物というのは、がんのことです。
70代男性の死因のトップは悪性新生物で、70代男性において特に多く見られるがんの種類は、肺がんや胃がんです。
また、前立腺がんも高齢男性に多く見られるがんの一つになります。
西田敏行さんの場合、過去にがんであることは公表されていません。
なので、がんが原因で亡くなった可能性は他のものと比べると低いと思われます。
②心疾患
70代男性の死因の第２位は心疾患です。
50歳以降から第2位以上を維持しており、高齢になるほどその罹患率が上昇します。
動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病が主な原因とされています。
特に虚血性心疾患は突然死の最も一般的な原因であり、心筋への血流が不足することで発生し心筋梗塞や狭心症などが含まれます。
これらは心臓への血流が不足することによって引き起こされます。
また、健康だと考えられていた人が突然に心室細動などの致死的な不整脈に見舞われることがあります。
この場合、心臓は正常に収縮できず、脳への血液供給が途絶えます。
心疾患のリスクを高める生活習慣には、高血圧や喫煙、運動不足が含まれます。
西田敏行さんは糖尿病の持病を抱えていたようです。
55歳のときには、暴飲暴食や過労を気にしていた奥さんが節制するよう言っていた矢先に自宅で心筋梗塞で倒れています。
最近は禁煙をされていたようですが、車椅子や杖の生活で体を動かすことは少なくなっていたと思われるので、
再度心疾患に罹るリスクは高かったと思われます。
③脳血管障害
70代男性の死因の第３位は脳血管障害です。
特にくも膜下出血や脳出血も突然死の原因となることがあります。
これらは急激な脳内出血によって引き起こされます。
血管の老化や生活習慣病の影響が重なり、脳血管疾患の発症リスクが高まるため、定期的な健康診断や生活習慣の見直しが必要とされています。
西田敏行さんの場合、過去の疾患や糖尿病を患っていたことから定期的な健康診断はされていたのではないかと思われます。
ただし、過去のご病気からすると血液循環は悪かった可能性があるので、脳血管障害というのも可能性はゼロではなさそうです。
④肺炎
70代男性の死因の第4位は肺炎です。
ただ、こちらは西田敏行さんが亡くなった当日、お仕事に向かうために付き人が亡くなっている西田さんを発見しているとの報道から、
西田敏行さんが肺炎に罹っていて、それが死因になった可能性はかなり低いと思われます。
⑤不慮の事故
特に転倒による死亡も高齢者において重要な死因になります。
高齢者は身体機能の低下により転倒のリスクが高まり、打ちどころが悪ければ死に繋がります。
西田敏行さんの場合、車椅子や杖での生活だったことから、手足のしびれや力が入りにくいといったものがあったと思われます。
なので、健康な方に比べると転倒のリスクは高かったと思われるので、こちらの可能性もゼロではなさそうです。
まとめ
いかがでしたか？
西田敏行さんの死因は過去のご病気と照らし合わせると
・心疾患
・脳血管障害
・不慮の事故によるもの
が可能性として高そうです。(あくまで推測です)
独特の存在感と温かい人柄、ユーモアで多くの人々に愛されていた西田敏行さん。
末筆ながら、西田敏行さんのご冥福をお祈りいたします。