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冷風機とスポットクーラーの違いを徹底比較!どっちがおすすめ?

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冷風機とスポットクーラーの違いを比較して、どちらがおすすめなのか紹介します。

エアコン代わりとして使われることが多い冷風機とスポットクーラーですが、何が違うのか、どちらが良いのか悩みますよね。

・冷風機とスポットクーラーの違いは何?

・冷風機とスポットクーラーどっちがいいの?

冷房器具として人気のある「冷風機」と「スポットクーラー」は、一見似ているようで異なる特徴を持っています。

「冷風機」と「スポットクーラー」の違いは7つありました。

この記事でわかること

【冷風機とスポットクーラーの違い】

・部屋全体を冷やしたいならスポットクーラー

・移動や設置がしやすいのはスポットクーラーより冷風機

・冷風機はスポットクーラーより静か

・スポットクーラーの方が冷風機よりも除湿など多機能

・冷風機のほうがスポットクーラーより電気代が安い

・冷風機はタンクの給水、スポットクーラーは排水やフィルター掃除などのメンテナンスが必要

・価格は冷風機の方が安い

【冷風機とスポットクーラーどっちがいいか?】

・電気代を抑えつつ手軽に涼みたい、卓上など持ち運びたいなら冷風機

・エアコンが設置できない部屋でしっかり涼めるようにしたいならスポットクーラー

冷風機は、コンセントと水を給水すればすぐにでも使用することができます。

また、価格もスポットクーラーと比べると安いので、コスパ重視の方にもおすすめですよ。

スポットクーラーは、エアコンを設置できない場所でも排気ダクトを設置できればしっかりと涼めるようにすることができます。

本文では、冷風機とスポットクーラーの違いについてさらに詳しく紹介していきます。

\「卓上」などコンパクトさを求めるなら冷風機/


\除湿などエアコン並みの機能も求めるならスポットクーラー/


目次

冷風機とスポットクーラーの違い

「冷風機」と「スポットクーラー」の違いを表で比較しました。

比較項目冷風機スポットクーラー
①冷却の範囲局所冷却部屋全体を冷やす
②設置・移動のしやすさ非常に軽量で移動が簡単排気ダクト設置が必要
③騒音レベルファンの音は静かコンプレッサー音がやや大きい
④除湿や加湿加湿機能あり、除湿は不可除湿・除菌など多機能
⑤電気代(消費電力)約50W〜100Wで省電力約500W〜1000Wとやや高め
⑥メンテナンス性定期的な給水・フィルター掃除が必要排水タンク清掃やフィルター管理
⑦価格1万円〜2万円程度3万円〜6万円程度

冷房器具として人気のある「冷風機」と「スポットクーラー」は、一見似ているようで異なる特徴を持っています。

下記のような違いがあったので1つずつ紹介していきますね。

①冷却の範囲

②設置・移動のしやすさ

③騒音レベル

④除湿や加湿などの機能

⑤電気代(消費電力)

⑥メンテナンス性

⑦価格

冷風機とスポットクーラーの違い①冷却の範囲

冷風機は局所の冷却、スポットクーラーは部屋全体を冷やすのに適しています。

冷風機は、「水のチカラ」で空気を冷やす扇風機のようなもの。

タンクに入れた水もしくは氷水が、フィルターに染み込み、そのフィルターに風を当てると、涼しい風が出るという仕組みです。

つまり、風が直接当たっている部分は涼しく感じるものの、部屋全体の温度が下がるわけではありません。

そのため「扇風機に冷たい風を足した感じ」とよく表現され、真夏の室内全体を冷やすには力不足です。

涼しさは送風口の近くに限定されます。

スポットクーラーは、エアコンと同じ「冷媒ガス」を使って空気を冷やす機械です。

部屋の空気を吸い込んで、内部の「冷媒ガス」で空気の熱を吸い取り、冷えた空気を前から出します。

冷風を部屋中に送り出すことができるため、短時間で室温全体を下げることが可能です。

そのため、部屋全体を冷やすのに適しています。

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冷風機とスポットクーラーの違い②設置・移動のしやすさ

冷風機スポットクーラー
コンセントに差すだけ。軽量で簡単に移動可排気ダクトの設置が必要。重量があり移動はやや不便

設置や移動のしやすさに関しては、冷風機が圧倒的に優れています。

冷風機は構造が非常にシンプルで、電源コードをコンセントに差し込むだけで使用可能です。

本体も小型・軽量なものが多く、部屋間の移動や持ち運びも手軽に行えます。

またUSB給電やモバイルバッテリー対応の卓上タイプのものも存在します。

女性や高齢者でも簡単に扱えるため、柔軟な使用ができる点が大きな魅力です。

一方で、スポットクーラーはやや準備が必要です。

室内の空気を冷やすために、発生した熱を外に排出する「排気ダクト」の取り付けが求められます。

この排気ダクトは窓から外に向けて設置する必要があり、窓枠に対応した排気パネルを使うなどの工夫が必要です。

本体重量も10〜20kg以上と重めで、キャスター付きであっても階段のある環境では移動が難しくなります。

そのため、複数の部屋で使い回したい人や、使いたいときにサッと出してサッとしまいたい人には、冷風機の方が圧倒的に使いやすいです。

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冷風機とスポットクーラーの違い③騒音レベル

冷風機スポットクーラー
風を送るファンの音のみ。比較的静かコンプレッサー作動音があり、やや大きめ

騒音面で静かに使いたいというニーズには、冷風機の方が優れています。

冷風機は基本的に扇風機と同じ構造で、風を送り出すファンの音のみが発生するため、動作音はかなり控えめです。

特に夜間や就寝時に使う場合、音が気になる方にとっては静音性の高さが大きなメリットになります。

対してスポットクーラーは、内部に冷媒を圧縮するコンプレッサーを搭載しているため、動作音は比較的大きめです。

冷蔵庫のモーター音や小型の室外機のような音が鳴り続けるため、静かな環境を求める場面ではやや不向きと感じられることがあります。

特に古いモデルや低価格帯の製品では、防音対策が不十分なことが多く、運転音が気になるという声も少なくありません。

また、排熱ファンの音も加わるため、テレビの視聴や会話の妨げになる可能性もあります。

ただし、最近では静音性を高めたハイスペックモデルも登場しており、一般的なエアコンと変わらないレベルの静かさを実現する製品もあります。

それでも完全な無音にはならないため、睡眠中や集中作業中に使うには冷風機の方が快適と言えるでしょう。

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冷風機とスポットクーラーの違い④除湿や加湿などの機能

冷風機スポットクーラー
加湿・送風機能あり。除湿不可冷房・除湿・送風など多機能

スポットクーラーは冷風機より機能の豊富です。

冷風機はシンプルな構造で、基本的には水や氷を使って気風を冷やす機能に特化しています。

そのため、「加湿機能付き扇風機」というイメージに近く、冷風と同時に部屋の湿度も上昇します。

乾燥しやすいエアコンと違い、肌や喉に優しいという利点もありますが、夏場においては湿度が上がることで蒸し暑さを感じやすくなるデメリットもあります。

一方で、スポットクーラーは冷房機能に加えて、強力な除湿機能を搭載しているモデルが多く、ジメジメした日本の夏において非常に快適な室内環境を実現します。

スポットクーラーの一部の製品では、除菌・空気清浄機能、温風モード(暖房)、首振り送風、タイマー設定、リモコン操作なども標準装備されています。

まさに「エアコン並みの機能」を備えたポータブル機器として、季節を問わず使えるモデルもあります。

「必要最低限の冷風+加湿で十分」という方は冷風機で事足りますが、

「除湿したい」「空気を循環させたい」「細かく設定したい」といった多機能のニーズを持つ場合は、スポットクーラーの方がよいです。

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冷風機とスポットクーラーの違い⑤電気代(消費電力)

冷風機スポットクーラー
50W〜100W(1時間あたり約1〜2円)500W〜1000W(1時間あたり約13〜27円)

電気代を重視する方にとって、冷風機は圧倒的に省エネで経済的です。

冷風機の1時間あたりの消費電力は50〜100W程度と非常に低く、1日8時間使っても10円前後に抑えられます。

電気代を最小限にしつつ、少しでも涼を取りたい方にはぴったりです。

節約したい方や、電力契約が小さいワンルームなどでは冷風機の低消費電力が大きな魅力となります。

一方、スポットクーラーは冷媒を使って空気そのものを冷やす構造のため、500〜1000Wの電力を消費します。

これは一般的な家庭用扇風機の約10倍以上で、冷房効果が高い反面、電気代もそれなりにかかります。

1時間の使用で約13〜27円、1日8時間使えば100〜200円前後の電気代が発生する計算です。

頻繁に長時間使う場合は月々数千円単位のコストがかかることを想定しておく必要があります。

ただし、冷房効果によって一度部屋が冷えれば稼働時間を減らせるので、使い方次第ではコストパフォーマンスも改善可能です。

コスト重視で「できるだけ電気代を抑えたい」なら冷風機が優れています。

「涼しさを最優先しつつ、電気代とのバランスを取りたい」なら、省エネ性能の高いスポットクーラーを選びましょう。

   \涼しさを求めつつ、電気代を抑えたいなら冷風機/


冷風機とスポットクーラーの違い⑥メンテナンス性

冷風機スポットクーラー
給水・氷の補充が必要。定期的なタンク洗浄やフィルター掃除排水タンクの水捨て、フィルター掃除が必要。一部は排水不要

日常のメンテナンス性を重視する場合、冷風機とスポットクーラーには異なる手間がかかります。

冷風機は水や氷を使用するため、タンクへの給水が必須です。

特に暑い日には冷却効果を高めるために氷の追加が求められ、こまめな補充が必要になります。

また、水を使うことで内部にカビやぬめりが発生しやすく、タンクやフィルターの定期的な清掃も欠かせません。

これに対し、スポットクーラーは冷媒を使うため給水の手間はありませんが、排水タンクにたまった水を捨てる必要があります。

湿度の高い地域や梅雨の時期には1日でタンクが満杯になることもあり、これを怠ると自動停止してしまうこともあります。

一部のモデルでは排水ホースをつないで連続排水が可能で、メンテナンスの手間を大幅に軽減できます。

また、冷却フィルターや空気の吸い込み口にホコリがたまりやすいため、定期的なフィルター掃除も重要です。

どちらの機器も、衛生面や効率的な運転のためにメンテナンスが必要ですが、作業の種類や頻度が異なります。

「簡単な作業をこまめにこなせる人」には冷風機、「水を使いたくない」「排水処理ができる環境がある人」にはスポットクーラーが適しています。

冷風機とスポットクーラーの違い⑦価格

冷風機スポットクーラー
約1〜2万円約3〜6万円

価格面で見ると、冷風機はスポットクーラーに比べて圧倒的に安いです。

1万円前後から購入できるモデルが多く、初期費用を抑えたい方にとっては非常に魅力的な選択肢となっています。

そのため、費用対効果という観点では「とにかく安く涼をとりたい」というニーズにマッチするのが冷風機です。

一方、スポットクーラーは最低でも2万円以上が相場となっており、価格的には冷風機の約2〜3倍になります。

しかし、単に「価格が高い」だけではなく、冷却効果や除湿機能など付加価値が豊富に備わっている点を考慮すると、単純比較できません。

特にエアコンの設置が難しい場所や、夏の間しっかり室内全体を冷やしたいという場合には、スポットクーラーの投資価値は十分にあります。

冷風機は「安価でとりあえず涼を取りたい人」向け、スポットクーラーは「しっかり冷やして快適さを重視する人」向けでしょう。

    \なるべく出費を抑えつつ、涼みたいなら冷風機/


冷風機がおすすめな人

冷風機は、シンプルで扱いやすく、コストを抑えたい人に最適な冷房機器です。

特に、以下のような方には冷風機がぴったりと言えるでしょう。

・一人暮らしで部屋が狭く、冷房範囲も限定的で良い

・電気代を気にしていて、なるべく省エネで運用したい

・エアコンの設置ができない場所で手軽に涼みたい

・頻繁に部屋を移動するため、軽くて持ち運びやすい機器を求めている

・乾燥が気になるため、加湿効果も欲しい

冷風機は構造が単純なので、電源を入れるだけですぐに涼しい風を感じることができます。

特に、部屋全体を冷やす必要がない場合や、扇風機では物足りないけどエアコンは不要というケースにフィットします。

また、水や氷を使って冷却するため、肌や喉が乾燥しにくいのも嬉しいポイントです。

さらに、1万円前後から購入可能な価格帯は、学生や初期投資を抑えたい方にとって大きなメリットになります。

ただし、除湿機能がなく、湿度の高い日はかえって蒸し暑く感じることもあるため、通気の良い環境での使用が推奨されます。

簡易的に涼しさを求めたい方にとっては、おすすめです。r

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スポットクーラーがおすすめな人

スポットクーラーは、エアコンに近い冷却性能を求める方におすすめの冷房機器です。

とくに、以下のようなニーズを持っている人にはスポットクーラーが適しています。

・部屋全体をしっかり冷やしたい

・湿度が高い環境で、除湿機能も重視したい

・エアコンの代替として使えるものを探している

・在宅ワークなどで長時間冷房を使う必要がある

・細かな設定(風量、タイマー、モード切替)などがしたい

スポットクーラーは冷媒を使って空気を冷やすため、扇風機や冷風機では実現できない本格的な冷却力を発揮します。

特に夏場の密閉空間やエアコンが設置できない部屋などでは、まさに「救世主」となる存在です。

除湿機能付きのモデルなら、ムシムシとした不快感を解消し、より快適な室内環境を作ることができます。

一方で、排気ダクトの設置や本体の重さ、運転音の大きさなどがデメリットとされることもあります。

しかし、それらを考慮しても冷房能力の高さは魅力的で、暑さに弱い方や高温多湿の地域に住んでいる方には強くおすすめできます。

快適性と機能性を重視する方にとって、スポットクーラーは満足度の高い選択となるでしょう。

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冷風機とスポットクーラーの違いまとめ

冷風機とスポットクーラーの違いは

・部屋全体を冷やしたいならスポットクーラー

・移動や設置がしやすいのはスポットクーラーより冷風機

・冷風機はスポットクーラーより静か

・スポットクーラーの方が冷風機よりも除湿など多機能

・冷風機のほうがスポットクーラーより電気代が安い

・冷風機はタンクの給水、スポットクーラーは排水やフィルター掃除などのメンテナンスが必要

・価格は冷風機の方が安い

となっています。

そのため

・電気代を抑えつつ、手軽に涼みたいなら冷風機

・エアコンが設置できない部屋での強力な冷房替わりとして使用したいならスポットクーラー

が、おすすめですよ。

▼設置が簡単な上に、多くの人が利用している冷風機


▼除湿機能付きで猛暑にも活躍するスポットクーラー


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