2025年2月21日、北海道警察は 釧路市内の70代男性が架空請求詐欺の被害に遭い、130万円をだまし取られた ことを発表しました。
今回の事件では、警察官が詐欺に気づけなかったことも影響し、被害が拡大してしまいました。
詐欺の詳細や手口、被害にあわないための今後の対策について詳しく解説します。
事件の詳細
被害に遭ったのは、釧路市に住む70代の男性です。
詐欺の流れ
- 2月6日に「通信事業者社員」を名乗る男から電話があり、「有料サイトの未納料金がある。このままだと裁判になる」と脅される。
- 70代の男性は電話をつないだまま交番へ相談
- 20代の巡査長が電話を代わりに対応
- 詐欺師の説明を聞いた巡査長が「未払いの事実がある」と誤認
- 70代の男性に「相手側と話し合うように」と伝える
- 70代の男性は3回にわたり合計130万円を振り込んでしまう
- 2月19日、男性が釧路署に被害を申告し、事件が発覚
道警は「警察官が詐欺に気づけず被害を発生させてしまい、深くお詫び申し上げる」と謝罪しました。
今回の詐欺手口のポイント
今回の事件では、以下の点が特徴的でした。
・「裁判になる」と不安を煽る手口
→ 架空請求詐欺では「未払いがある」「訴訟を起こす」と脅すケースが多いです。
・警察官も騙された巧妙な話術
→ 詐欺師がそれらしい説明をすることで、第三者(警察官)まで誤認してしまいました。
・長時間の通話で正常な判断力を奪う
→ ずっと電話をつなげたままにすることで、冷静な判断をしにくくさせるのも詐欺の手口です。
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警察官が騙されるぐらいの話術ってすごいですよね。素人が対応できる気がしない気持ちになりました。
被害に遭わないための対策
このような詐欺被害を防ぐために、以下の点に注意が必要です。
・「未納料金がある」と言われても即座に信じない
→ 有料サイトを利用した覚えがない場合、詐欺の可能性が高い です。
・一度電話を切って、公式窓口に確認
→ 通信事業者の公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせて、未納があるか確認しましょう。
・家族や警察に相談するときは、電話を切ってから
→ 今回のように 通話状態のまま相談に行くと、詐欺師の話術に警察官も騙されるリスクがあります。
必ず電話を切ってから相談しましょう。
・不審な電話は110番通報
→ 不安な場合は警察にすぐ相談を。 「#9110」でも警察の相談窓口につながります。
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一度、電話を切って確認することが大事なようですね!
未納の場合、電話ではなく、まずは書面で届くことが多いようです。
郵便物の確認もしてみましょう。
世間の声
・警察官を騙す詐欺グループがすごいのか?
・詐欺グループを捕まえる機会だったかもしれないのに騙される警察官が愚か
・交番勤務なら騙されても仕方がない
・謝罪だけでは済まされない
と言ったような声がありました。
警察官が詐欺師に騙される時代になったと言うことか。
って、対応したのが交番勤務の兄ちゃんなら仕方ないか。
警察官も騙す詐欺グループがすごいのか、騙される警察官がダメなのか。
詐欺との会話で、詐欺が社会人・会社員じゃないことぐらい見抜かないと、刑事にはなれない。
分からない時は自分で判断せず、本部か担当部署に判断を仰ぎましょう。
これは警察官の大失態ですね。
これではこのような詐欺事件を警察に相談しても無理との一般国民から思われますね。
もう少し警察学校等でこの様な詐欺案件について啓蒙対策をするべき。
折角のチャンスを無駄にして実害まで出たのであれば謝罪だけでは済まない案件。
詐欺対策の砦である警察官が詐欺被害を未然に防げなかっただけでなく結果的に詐欺に加担してしまった事実は重い。
まとめ
今回の事件では、警察官も詐欺師の話に誤認してしまうほど、巧妙な手口が使われました。
「裁判になる」、「未払いがある」と言われても、すぐに信じず、冷静に確認・対応することが大切です。
今後も同様の詐欺が発生する可能性があるため、ご家族や高齢者の方と一緒に対策を確認し、詐欺被害を防ぎましょう!